全国の染織を常設展示している博物館・美術館をご案内いたします。

染織に関する 博物館・美術館の紹介
中部地方

管理人が訪れた美術館、博物館の内、恒常的に染織品を見る事ができるところをピックアップしました。

静岡市立 芹沢けい介美術館

〒422-8033
静岡市駿河区登呂5-10-5
電話 054-282-5522
■人間国宝芹沢けい介の作品と彼の収集品を集めた染織美術館
静岡県では唯一と言っていい染織美術館である。
隣には登呂遺跡、登呂遺跡博物館。ここでは弥生時代の織り機、紡車が出土。大麻布も出土していて展示されている。あわせて見ると良い
文:村井

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十日町市博物館

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〒948-0072 新潟県十日町市西本町1 電話 025-757-5531
■火焔土器の出土で有名な十日町、しかし越後上布、越後縮などの展示が充実している。織り機5台ほど展示もある。アンギン編布の詳しい展示もある
十日町の織物産業の展示もあり、明石縮みの資料もある。
染織ファンには一日かけても良いほどの資料が満載されている。
2008年5月訪問 村井
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豊田市民芸館

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豊田市にある民芸館。平戸橋公園の宏大な敷地に第一から第三までの民芸館がある。常時 染織関係の展示をしているとは限らないが、第三民芸館では 木綿織り機が2台設置してあり、運が良ければ織りの実演を見る事ができる。木綿機は中筒開口と半綜こうがある古式のもので
それだけでも参考になる。大井川葛布の布も所蔵してくれているが、収蔵品展で見れるかもしれない。
08/10 村井訪問

トヨタ産業技術記念館

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 豊田紡績工場のレンガ作りの建物を生かしながら 建設した博物館。
トヨタの前身の紡績の歴史が判る。
 繊維機械館の最初には 貴重な綿紡ぎ機 ジェニー紡績機、ガラ紡、アークライト紡績機などがならび
糸紡ぎの歴史が判る。手織り機も何台か展示してあるが、豊田佐吉が考案した 織機は、踏み板を交互に踏み、筬框を打ち込むだけで、自動的にシャトルが飛びす優れもの。力織機、レピア織機、ウォータージェット織機、エアージェット織機等最新の織機も展示実働する。
 繊維機械館だけでもじっくり見る価値がある。他に自動車館、子連れに楽しいテクノランドなど
2009/7/20訪問
詳しくはHP

岡谷蚕糸博物館

394-0028
長野県岡谷市本町4-1-39
開館時間 AM9:00~PM5:00   休 館 日 月・祝翌日、 年末年始
0266-22-5854
 シルクに関する博物館。2007年に訪問 製糸の資料が盛りだくさん。シルクの糸を知りたい人にはお勧め。
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成巽閣

金沢市兼六町1−2
謁見の間にある 350年前に作られたという ムガール帝国産の3間角の手織り絨毯が圧巻です。前田家の家紋も入っていて その当時インドに注文したことが分かります。パイルウール  ベースもウールのようですが確認できませんでした。この絨毯をみるだけでも 行く価値があります

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今後紹介したいミュージアム

愛知リトルワールド
豊田産業記念館 09/7 紹介済み
大阪民芸館
豊田市民芸館   08/10紹介しました。
岡谷シルク博物館 09/7/26紹介
桐生紫織物参考資料館
蘇州シルク博物館
杭州シルク博物館

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