全国の染織を常設展示している博物館・美術館をご案内いたします。

染織に関する 博物館・美術館の紹介
東北地方

管理人が訪れた美術館、博物館の内、恒常的に染織品を見る事ができるところをピックアップしました。

奥会津 南郷民俗館

2016年5月に昭和村からむし会館のあとに訪問した。大麻博物館の高安館長の紹介で訪れたが大麻栽培の資料、衣服の資料が盛りだくさんだった。民俗館自体は古びて閑散としていたが、内容はからむし会館以上ではないかと思われるものだった。次回は高安館長をつれてじっくり見たいところだ。 裏にある古民家の藁葺き屋根の基盤はオガラだったこともこの地方が大麻栽培が盛んだったことを物勝手いる。
 冬場は閉館しているので要注意

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奥会津博物館

大麻の生産地として有名だった 奥会津  大麻資料がたくさんあります
2015年4月 訪問
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致道博物館

山形県鶴岡市家中新町10-180235-22-1199休館日 水曜日
◆庄内藩ゆかりの博物館  バンドリのコレクションで有名であるが、庄内地方の民衣も素晴らしい薇紬、シナ布、藤布など古代布好きにはたまらない所である。田麦俣の民家の中には シナ布と裂き織りに使った居座機が2台展示してある。 鶴岡に行ったら是非訪れて欲しい博物館である。 ちなみに私は5,6回行っている。
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致道博物館HP

米沢織物歴史資料館

山形県米沢市門東町一丁目1−87 ☎0238-22-1325
入場料 大人300円
休館日 11月〜3月 毎週火曜日
◆米沢地方で用いられた手織り機や機料の展示、織物の展示などかなりまとまった資料館である。 2008年8月村井訪問

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LinkIcon米織HP

出羽の織座 米澤民芸館

2016年5月 3度目の訪問 来るたびに発見があるところである。昭和40年代 皆が手織をやめているころに 古代織を集めた先代の先見の明に驚く。私の工房では葛布を縮小、動力織機で紙布を織はじめていることだ。
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山形県米沢市門東一丁目1−16 ☎0238-22-8141
入館料 1000円 要予約
◆原始布が一同に見る事ができる資料館。文献資料も豊富。織り機も
多く並んでおり、圧巻。一日かけてゆっくり見たいところである。
2008年8月村井訪問
LinkIconHP 出羽の織座

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からむし工芸博物館

sat-outlook.jpg 福島県大沼郡昭和村大字佐倉上ノ原
■開館時間 9:00~17:00(入館は16:30)
■12月から3月までは毎週月・火曜日が休館となります。
■年末年始は12月28日から1月3日まで休館となります。
 ※展示替等のため臨時休館する場合があります

◆越後上布の原料 からむしを栽培していた村の博物館
苧麻=からむしの展示が充実している。
併設の織り姫交流館でお土産ものを買ったり、織り体験もできる。
レストランもあり、便利。

2016年5月訪問  4回目である。
初回は一人で、2回目は芭蕉布の平良さんと、3回目は大麻博物館の高安館長と、そして今回は
大江町で青苧をやっているTさんと、自然布コレクターのAさんと訪れた。

LinkIconからむしの里HP


DSCF1399.JPGIMG_2061.jpg2016年5月訪問
P5190020.jpg大江超の青苧のTさんと

日本昔きもの美術館 昭和のくらし館

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芹沢けい介美術工芸館

仙台市青葉区国見1-8-1 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
TEL 022-717-3318 FAX 022-717-3324
◆仙台市東北福祉大学のキャンパスにある美術館。
芹沢作品は勿論、かれが収集してきた世界の民芸品を見る事が出来る
仙台に行ったら、おすすめのところです。LinkIcon芹沢美術工芸館HP

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