染織に関する推薦図書

これは管理人が選んだ推薦図書です。
どうぞ皆様お読みください。

特別展「世界の織機と織物」関連書籍『世界の織機と織物』

昨年大阪民博で開催された 世界の織機と織物 の図録がようやく出版されました。
興味ある方 お申込ください
4455円 送料別

https://www.senri-f.or.jp/FS-Shop/wwb/item/250-180550.html

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琉球布紀行  
澤地久枝


私はこの本を何度も読みました。そして自分も美しい布を作りたいと
思いました。座右の書。知り合いも沢山出ています。

木綿以前のこと  
柳田邦男


目から鱗の名著。木綿以前のこと、昔は何を着ていたか など
短い中に鋭い観察眼がある。自然布に携わる人、必読。

日本の自然布


日本の自然布を網羅した必読書。葛布、上布、芭蕉布、しな布など
原始布を中心に日本の布が集められている。
染織関係の良い本は気づいたときに買わないといつの間にか廃版になってしまいます。皆さんも急いで買っておいて損はない。・・・・と書いたののもつかの間、再版されずに、古書が高値をよんでいます。
 わたしも一冊しかもっていないので 大事にしなければと思います。

銀花 
2007年12月号


琉球藍の特集号。紅型の城間さん、芭蕉布の平良さんが載っている。
昨年お世話になった人たちである。城間さんでは藍瓶で染めも体験させていただいた。平良さんでは瓶のなかの元気のよい藍を拝見できました。沖縄を思い出してくれる本。おすすめです

時を織り込む人々

中国貴州ミャオ族染織探訪15年

とても良い本です。一冊は持っておきたい。

大地の染織

吉見逸朗 著   繊研新聞社 刊  1600円
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全国14工房を訪ねて染織の現場を取材した著作。
その中に大井川葛布も掲載されている。

アジアの布を纏う

大橋ひろ美 著 アートダイジェスト社 ¥1995
 アジアと日本の布に見せられた筆者が描く布の世界
アジアの布を日本の着物にあわせて、独特な雰囲気を出している
大井川葛布も掲載されている
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 著者の大橋さんは 元日本ミスグランプリ
過去、藤原紀香や叶美佳が受賞している賞だ。
彼女の美しい姿もご覧ください。

布が語るラオス 伝統のスカート「シン」と染織文化

木村都 ヴィエンカム・ナンサヴォンドァンシィ 著IMG.jpg
株式会社新栄堂出版 発行 ¥2,000 税込

ラオスの本が続きます やはりブームか
出版記念展示会も前に ご案内しました。ラオスビエンチャンにいるIさんからご紹介を受けた
うえに、著者の木村さんからもご紹介がありました。織りの技術の解説も詳しい
おすすめです。

注目の書籍

 「コーヒーハンター」 川島良彰著 を読んでいる。染織とは関係ないが、コーヒーの栽培から
流通までを手がける作者の半生が おもしろく読める じつは著者は私の中学高校の同級生である。
 申し訳ないが高校時代の彼は、成績もビリのほうだったし、泣き虫で、いたずら好きで怠け者であった。
いつも先生に叱られていたことを思い出す。でも、コーヒーに対する情熱だけはすごかったことを覚えている。一見駄目人間に見えても、一念発起してやり遂げれば 世界の超一流人になれる その見本のような人です。(著書ではそのようなこと おくびにも出してはいないが・・・)
 コーヒー好きの人、コーヒーの品種、歴史について知りたい人、彼の波乱に満ちた半生を知りたい人、
お読みください。教育関係者、そして問題児を抱えている親御さんにもおすすめです。


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